
JJJ『釣りばか日誌』(2)
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9月17,18日
17日は仲さんと日本から釣りに来た仲さんの友人の中澤さんとスピードボートで釣行。マグロのナブラを探していると、大物マグロらしきナブラを発見し急行。良く見ると魚の色が茶色。何とマグロにみえたのは100kクラスのサメであった。アイゴの稚魚の群れにサメが襲い掛かっている。マグロも混じっている事を考えフルキャスト。何投目かに小さな当り。上がったのは3kクラスのマグロの稚魚だった。更に魚影を求めて移動すると、今度は10m近い真っ黒な鯨が背中を出して潮を吹いた。久しぶりに見る巨大な鯨に感動。その後、ポイントを移動しGTを狙ったが反応無し。
翌18日は中澤、笹尾、吉原さんとスピードボートで釣行。マグロに見切りを付けGTポイントに移動。GT初挑戦に備えてジャカルタの釣具屋でローカル製のポッパーをしこたま買い込んできた吉原さんの操るポッパーにGTがチェイスし全員に緊張が走った。次のキャストで見事にGTがヒット。うまい竿さばきで難なく4kのGTをゲット。日本から遠征の中澤さんも小型のポッパーにルアーチェンジした直後に待望のGTがヒット。輪島のジギングで鍛えたテクニックで難なく4KのGTをゲット。更に5KのGTを追加し、何とサワラの6Kまで釣上げる怒涛の3連発で我々を驚かせてくれた。ポイントを変えた直後、またもや吉原さんが5KのGTをゲット。その後マグロを探したが、魚影を見つけることはできなかった。吉原さんと中澤さんの初GTゲットおめでとうございました。
9月25日
華人の友人に誘われてジャワ海の釣り大会に参加。前日から彼の大型ボートに泊り込み朝4時出船。何時間走っても推進が100mに満たない浅い海だが、人工衛星を使ったGPS画面に登録している無数にあるポイントの真上に船を操作し、魚群探知機で魚の群れを確認してから一斉に餌釣りの仕掛けを投入。カカップメラ(マダイの一種)の2kから7kサイズが良くつれていた。餌はイカと生きたアジ。ルアーマンとしては餌で釣っても面白くないので一人でメタルジグを使ってジギングで対峙した。一発目は3kサイズがヒットしたがフッキングが甘くバラシ。その直後にヒットした魚はフッキングが決ったが小さい1Kサイズのカカップメラだった。サイズはともかく、目標としていたメタルジグで釣ったことに満足。一瞬だけ餌釣りにも浮気して3k近いハタも釣れた。
エアコン、トイレ、シャールーム付きのボートは素晴らしく快適でしたし、入り江にお城のような豪邸が立ち並び、豪華クルーザーが家の前に横付けされているフロリダなどの高級リゾート地と見間違えるようなパンタイムティアラ地区に帰航するときの眺めは最高でした。桁違いのお金持ちの生活はたいしたものです。
10月1日
藤瀬さん、守屋さん(初参加)、田中さんとスピードボートでプラブハンラツーに釣行。初めて現地No.1のキャプテンがハンドルを握り、期待が高まった。
早々にマグロに見切りを付けGTポイントに移動。最初のポイントは濁りが入り不発。スピードボートの威力で西のはずれから東のはずれまで一気に移動。期待の通称GTロックで藤瀬さんの操るポッパーに良型GTが飛び掛ったがミスバイト。慌てずにそのまま動かし始めると直にポッパーに襲い掛かりガッチリと食いついた。ゆれる船上で、初めてのGTとのファイトで心配でしたが何とかGTのファーストランを凌ぎました。結構いい引きだったので、途中から楽しみを分かち合うために守屋さんに交代して8kgのGTを無事にランディング。藤瀬さんがGTを抱いて記念写真(添付)。2回目の挑戦で藤瀬さんが見事にGTを釣上げてくれたのでガイド役の私も本当に嬉しかったです。
肩の荷が下りたので、No.1キャプテンにかねてから聞きたかったイソマグロのポイントにボートを廻してもらった。水深30m弱から70mまで落ち込む淵にイソマグロが着いており、ダイバーが過去に水中銃で30kのイソマグロを獲っている場所。キャプテンが操船し一発で30mの根を探し当てた。1流し目、新品のジグに強烈な歯型が残った。歯と歯の間隔が2cm近い大物の歯形である。緊張の2流し目、底から5m巻き上げたところで当ったが乗らなかった、そのまま更に5m誘い上げたところで一気に竿が絞り込まれた。イソマグロ特有のスピードはないが、物凄いトルクでじりじりとラインを引出していく。根ずれによるラインブレイクを恐れたが、とても止められる相手ではなく、50m以上ラインを引出された。キャプテンがファイトしやすい位置に操船しながら徐々に魚との距離を詰めていった。幸い深場に走ってくれたので根ずれは免れた。漸く魚の動きが止まり無理しないで徐々に魚を浮かせはじめた。ヒットから7分くらいで水面に浮いた魚は予想通り大型GTで25kgでした。GTの自己記録は30kgですが、ジギングで釣ったGTは13kが記録でした。更に、私のジギングの自己記録の20kgのサワラを上回りジギングのレコードになりました。
休憩の後、田中さんがジギングに挑戦。皆が見守る中いきなり竿を押さえ込むあたりが来て歓声があがりましたが、フッキングが決らずに外れました。ルアーにはくっきりとイソマグロらしき歯型が残っていました。私もイソマグロ専用ジグ フッカーに変えてジギングを開始。30mの根から徐々に深くなり50mになったところで底から10m付近で強烈に竿を押さえ込まれれた。必死でフッキングを入れて体制を立て直しファイトに入った直後に痛恨のバラシ。回収して確認したら針先が外側に曲がっていました。ジギング用に新開発されたフック紫電の鋭い針先もイソマグロの硬い口を貫通できませんでした。その後もヒットが連続しましたが、全部フックが外れてしましました。漸く6Kクラスのイソマグロの上顎をフックが貫通しましたが、今度はサメに真っ二つに噛み切られてしましました。まるで包丁で切ったような鋭い切り口でした。バラシの連続でプレッシャーが入ったのかあたりが遠のいたので、マグロを探しながら帰港。あらためてジグに付いた歯形を確認すると、歯と歯の間の間隔が5mm、8mm、18mmの3種類確認できました。5mmは釣上げた6kサイズですが、18mmはおそらく20〜30kクラスでしょう。この場所には大小さまざまなイソマグロが群れているようです。夢の30kオーバーのイソマグロをこの腕に抱ける日も近いかもしれません。
最後に、新聞、ニュース等でご存知の通り、JJJの仲間である松田裕介さんとご家族がバリ島爆弾テロで被災されました。松田さんの早期退院を願うばかりです。そして、一日も早く心身ともに回復され、再び一緒にロッドを振れる日を待ち望みたいと思います。
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